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住宅展示場(モデルハウス)家づくり研究事務所

住宅展示場(モデルハウス)の見方

 家づくりを始めたら、大多数の方が一度は住宅展示場に行って、モデルハウスを見学します。モデルハウス=客寄せの家、とわかっていても、ついつい憧れてしまいます。
 初めて家を建てる人は、外観のデザインやキッチンなどの設備に目がいき、家や必要な敷地の大きさや、価格などをついつい忘れがちになります。
 ここでは住宅展示場に行って、モデルハウスを見学する際に、注意してほしいポイントをまとめました。

モデルハウスの玄関は広い。

 住宅展示場にあるモデルハウスは。玄関を広くつくっています。まずは「素敵」と思わせるためです。
 一般の家庭では、玄関は大きくても2M×2M程度になります。
 それに対してモデルハウスの玄関は、大勢のお客さんが来ても、接客しやすいように広く作ってあります。
 またシューズクロゼットや仕上材、間接照明など、まず玄関で驚かせる、これが作戦です。


住宅展示場(モデルハウス)のインテリアには気をつけましょう。

 住宅展示場(モデルハウス)のインテリアは、その展示場にあわせてデザインされているため、室内が総合的に素敵に見えます。
 更にモデルハウスにはいくつかのテクニックが使われています。例えば、居間にテレビがない、ソファーが半分のセットしか置いていないなど。出来るだけ広く見せているのです。
 子ども部屋、ベッドルームの家具はミニチュアサイズという話もあります。
 また、背丈の低い家具を配置することで、実際の天井高さよりも高く見えます。
 全体を見渡すよりも、床の仕上げは?壁の仕上げは?実際の天井高さは?というように、ポイント絞って確認しましょう。「まぁ、素敵なソファー」「カーテンがかわいい」などと、ワクワクし始めたら赤信号です。

住宅展示場(モデルハウス)と標準の違いは?

 住宅展示場(モデルハウス)を見学して、自分がその家に住んだ状況を想像してしまい、現実とのギャップに気づいた時、家造りをあきらめてしまう方が多いのも事実。
 住宅展示場(モデルハウス)の中には、住宅メーカーが自社のPRのために建てたものも多く存在し、坪数も大きく立派な家になっています。
しかし、そこには、標準仕様以外のオプション工事が多数含まれていることを忘れてはなりません。
 標準仕様はどこまでなのか、オプションはどれなのか、よく訊ねてください。訊ねたら、「ほとんどオプションじゃないか!」ということも少なくないかもしれません。
 特に住宅設備機器(キッチン、ユニットバス、洗面、トイレなど)に標準よりもグレードの高い商品になっています。それでも営業マンは「この〜は標準仕様です」と答えるかもしれません。心の中では【うちの最高のグレード】と思っているにもかかわらず・・・

住宅展示場(モデルハウス)を上手に活用するには

 住宅展示場(モデルハウス)に行く前に、パンフレットやカタログを取り寄せ、事前に目を通しておくと良いです。
 事前に情報を知っておくと、数多くの住宅展示場(モデルハウス)から、ある程度絞込みもできますし、モデルハウスでは、その会社が採用している建材が、実際はどのように見えるのかを確認できます。営業マンにはパンフレットやカタログではわからないところを聞き出すことができるので、効率良くモデルハウスを見学できます。  住宅展示場(モデルハウス)の気に入ったところ(仕上げや、間接照明、間取りなど)は写真に収めておきましょう。
 住宅会社を絞り込んだときに、依頼する住宅会社でも施工可能な場合があるためです。

営業マンとの付き合い方

 住宅展示場(モデルハウス)の営業マンの目標は、次のアポイントを取ること。
 アポイントが取れなくとも、顧客名簿に名前をのせること。
 最悪来場のデーターを集めることです。
 そのためにアンケート用紙に名前や住所、どのように知ったかなどの情報を欲しがります。
 そして営業マンの頭の中で、ランク付けされることになります。
 ランクが高いしつこく(熱心に)営業される可能性が出てきます。
 逆にランクが低いとほっとかれます(ご自由にご覧ください)。
 営業スタイルは会社によっても異なりますし、営業マンによっても異なってきます。
 気に入った会社だったらランクは高いほうが良いですし、気に入らない会社だったらランクは低いほうが良いです。
 ライン付けも営業マンでまちまちです。
 一般的に・家づくりを急いでいる。または新築時期が明確に決まっている。土地をすでに持っている・年収が高い・住宅ローンが確実にとおる(公務員や高収入)・頭金がかなりあるなどが高いランクになります。
 また熱心に構造や仕様の説明を求めてくる場合高いランクになりやすいです。
 ランクを低くしようとしたら、【とりあえず見に来た】【家づくりの勉強】【急ぎではないのですが】という言葉と、それプラスアルファーが必要になります。プラスアルファーはそっけないふりをしたり、家づくりの勉強なら、営業マンがこの客ウザイと思わせるほどの、マニアックな質問が必要になります。例えば、基礎鉄筋の太さと間隔は?鉄筋のかぶり厚さは?かぶり厚さによる耐用年数(中性化の速度)は?コンクリート原材料(セメント・砂・骨材)の産地は?放射能の影響は?それらによる耐用年数の違いは?耐用年数後はどうするの?補償はあるの?いくらかかるの? これらを連続して質問したら、大抵の営業マンには嫌がられます。


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住宅展示場(モデルハウス)の見方

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住宅展示場(モデルハウス)は、あくまでも客寄せのショールームです。後々後悔する前に見方や注意することを知ってください。


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