安くする方法　【家づくり研究事務所】

少しでも安くしたいのは、共通の願いだと思います。
さらに、建築中に追加になる工事も発生する可能性や、追加金を払ってでも追加したいことや、もしかすると家がだんだん具体化してきて変更したくなる部分があるかもしれません。

少しでも安くするためには、ほんの少しの勇気と努力で安く出来ます。
勇気とは、安くしてもらえるよう頼むことです。
努力とは、自ら動くことです。

安くする為には、スケジュールにゆとりが必要です。
相見積もりの場合、ハウスメーカー等は決算期が1年に数回ありますし、営業者のノルマ達成期間も短く区切ってありますので、シビレを切らした営業者から、期限付き（○月○○日までに契約）の条件で割引してもらえる場合があるかもしれません。
その為には、「頼みたいけど…ほんの少し条件が合わない（金額・プラン・仕様等）。でも貴社で建てたいし…」との思わせぶりが大事です。

土地の金額に明確な価格はありません。
一概には言えませんが、売れ残りは安くなりますし、売っているほうも金額設定に不安を持っている場合が多いです。
土地の金額を下げるというよりは、いくらなら買う！！っと、買い付け証明を出すことが必要です。

安くしてもらえるよう頼むことは、今後付き合いがあるし、手抜き工事をされそう…などを理由に、言い難い部分もありますが、確実な方法です。
頼み方は、単に細かい部分を少しでも安くしてもらう、というよりは、大枠で【根拠がある具体的な金額】まで下げれないかを念頭に入れて頼みましょう。
具体的な金額が分かりにくい！！っとお思いでしょうが、ここで言う【具体的な金額】とは他社の見積もり金額、つまり相見積もりのことです。

標準の坪単価では安く、オプションを高くしている会社や、逆に標準の坪単価を高く設定しオプションを安くしている会社など、会社によって様々ですが、
エクステリアや照明器具は量販店やインターネットで買い、支給したほうが安いです。
設備機器も場合によっては安い場合もありますが、関連する工事があるため（配管・下地補強等）お勧めは出来ません。

相見積もりの注意点として、見積もりする家が似たようなテイストになっている必要があります。
デザインハウスにローコストの家の見積もりでは意味合いが違ってきます。
また、相見積もり用と思っていた会社が最終的に気に入って、契約するということは、珍しい事ではありません。
ただ、会社を選び門を叩くには、それなりの労力と時間が必要になります。
ただ現在では、一昔前とは違って、そこまで労力が必要なわけではありません。
会社を選びで最も活用されているのは、ネットや雑誌ではないでしょうか。
一社一社ネットでホームページを覗いていては、キリがありませんので、それらをまとめて資料請求するサービを利用したり、雑誌では各都道県単位ごとにまとめた、【注文住宅○○】（○○は都道府県）などを利用されてはいかがでしょうか。