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ユニットバス住宅設備機器

ユニットバス浴槽


在来工法

各々の家ごとの条件に合わせて、オーダーメイドで作ります。寸法的な制限が無く、自由にスペースに合わせられる。浴槽の素材や大きさは自由に選ぶことになり、床や壁の仕上げも、防水性を考慮して自由に選びます。工期が長く、工事費も高くなります。施工状況も職人の腕に左右されやすく、ばらつきが出てしまうデメリットがあります。

システムバス(ユニットバス)

メーカーが工場で製造する既製品の各パーツを選び、現場で組み立てる現在では一般的な工法です。
工期が短く、工事費も安くなります。工場生産のため、性能が均一。また防水性が優れています。
規格サイズのため、スペースが合わないと使えない場合もある。


ユニットバス浴槽の形状

浴槽の大きさやカタチは、浴室の広さやプランニングによって決まりますが、形状には大きく分けて和式、洋式、和洋折衷の3つのタイプがあります。
この形状によって出入りのしやすさなどが決まってきます。

和式

深さがたっぷりあり、ひざを折って入るので、肩までつかりたい人向きです。
比較的小さいバスルームに向き。
幅:80〜120cm程度 高さ:60cm程度

和式の浴槽(ユニットバス)

洋式

浅く長い浴槽に寝た姿勢で入浴できる。浴室にある程度の広さが必要です。幅:120〜 180cm程度 高さ:45cm程度

洋式の浴槽(ユニットバス)

和洋折衷式

和式と洋式の長所を合わせたタイプです。肩までつかれ、適当に身体を伸ばすこともできます。
最近はこのタイプが主流。
幅:110〜160cm程度 高さ:60cm程度

和洋折衷式の浴槽(ユニットバス)

その他

浴槽について他にも、円形のものや、寝そべって入れたり半身浴ができるもの、家族みんなで入れる大きなもの、特に高齢の方に配慮したバリアフリー対応のものなどがあります。


ユニットバス設置

据え置き型

浴槽を床の上に置くだけの最も簡単な方法。
床は、かなり間隔を詰めた木製スノコやサイザル(麻の一種)などの植物繊維を使った床材などか考えられます。
和風の据え置き型は温泉などによく見られますが、石張りの床にサワラや檜で造った浴槽を直接置いたもの。
これも、インテリアに木質感をもたせれば豪華な仕上がりになります。
そのほか、浴槽の交換が便利という利点があります。

埋め込み型

床と同じ高さまで埋め込んで設置する方法で、狭い空間に広がりを見せてくれます。
とはいっても、ある程度広い浴室でなければ、石鹸の泡などが浴槽に入ってしまい不潔になりがちです。
また、窓の位置も低くして、浴槽に沈んだときに開放感が得られるように配慮しないと、井戸の底に入ったような気分になることもあります。
浴槽の底と洗い場の段差が大きくなるので、小さい子どもや高齢者が使う場合には、周囲に握りバーや手摺りを付けるなどの配慮が必要です。
掃除の時は重心が下がるので、注意が必要です。

半埋め込み型

浴槽の3分の1くらいを埋め込み、30〜40cmくらいを浴室内に立ち上げる方法で、浴槽への出入りが容易です。
埋め込むことによって、浴槽のフチが低くなるので、浴室が広く見えるというメリットもあります。
浴槽の周囲はタイルやエプロンというパネルでふさがれるので、湯水の回り込みがなく衛生的です。
一般に販売されている戸建用ユニットバスは、このタイプが多く、材質やテザイン、色調、価格などから選ぶことができます。
(マンション等の2階以上は浴槽の埋め込み不可)


ユニットバス浴槽の材質

浴槽の素材には、人造大理石、FRP、ステンレス、ホーローなどがあります。
FRPの浴槽は価格的には手ごろですが、最近はカラーバリエーションも豊富な人造大理石が人気です。

人造大理石

合成樹脂などを原材料とした大理石風の素材で、保温性、耐久性の高いのが特徴です。
ポリエステル系とアクリル系があり、アクリル系のほうが高価で傷が付きにくい。

FRP

柔らかく温かみがある樹脂素材で、保温性、防水性に優れています。肌触りもよく、色もカラフルでほかの建材とも調和します。
汚れや傷が付きやすいという面もありますが、価格的にも手ごろで、軽量な素材です。

ステンレス

汚れにくく、保温性や耐久性にもすぐれているのが特徴です。着色やデザインで、金属特有の肌触りを抑えた商品もでています。
価格も比較的お手ごろです。

鋳物ホーロー

銅板ベースのものと、鋳物ベースのものがあり、保温性、耐久性があり、肌ざわりがよいのが特徴です。
色もカラフルでほかの建材とも調和し、表面が硬いので手入れがしやすい。
鋳物は重いので施工に手間取りますが、重量感があり丈夫です。

その他

ユニットバス(システムバス)ではなく在来工法であれば、他にも木製やタイルなどの選択肢もあります。


ユニットバス大きさ

1616(1坪)が最も一般的です。1616よりも大きなユニットバスは、浴槽の大きさはさほど変わりません。
大きさの違いは、洗い場になります。
子供と一緒に入ることが多かったり、介護が必要であるのであれば、洗い場の広いタイプを選んだ方がいいでしょう。

浴室(ユニットバス)のサイズの種類

ユニットバスその他

保温

ユニットバス全体で断熱効果を高めたものと、浴槽のみの断熱効果を高めたのがあります。
断熱効果高めることによって、お湯の温度を下がりにくくしています。

手すり

最近は、ユニットバス(システムバス)に標準装備され、定番といってもいいでしょう。
浴室などの水周りは、いくら滑りにくい材質を使用してもすべってケガをする危険性があるものです。
取り付け箇所は、出入り口側面、浴槽の内側、鏡付近の3箇所があります。

浴室暖房乾燥機

洗濯物の乾燥のほか、冬場の浴室の予備暖房、浴室の除湿、夏の湯上りに当たる涼風など利用範囲は広い。
     最近では、プラズマイオンの発生装置付の機種もあり、除菌イオンの働きでカビやいやな臭いを発生しにくくする効果もある。
また浴室暖房乾燥機には、電気式とガス式(灯油式)の大きく2種類があります。
また浴室暖房乾燥機には、電気式とガス式(灯油式)の大きく2種類があります。
一般的には導入時のコストは電気式が小さく、ランニングコストはガス式が小さいと言われている。
浴室の入浴時のヒンヤリ感を緩和するために、入浴前に浴室を暖めておく機能です。
冬期や梅雨時、また市街地等、屋外で洗たく物を干せない場合に浴室の遊休時間を利用できます。
洗たく物がしわになりにくく、花粉やホコリも付かずに清潔に乾燥できます。
浴室使用後の水滴や湿気を排出し、カビの発生やいやなニオイを防止。
夏の入浴やお掃除時の暑さ対策に、爽やかな涼風感。浴室を素早く換気。

浴室(ユニットバス)の暖房乾燥機

ミストサウナ

美肌をもっとお手軽に自宅でキープ。
「ミストサウナ」なら、細かい霧が全身を包みじっくり汗をかきながら肌の汚れなどをしっかり排出します。
また、半身浴をしながらミスト浴をするとサウナ効果がさらにアップ。
ミストサウナが、エステ感覚でキレイをみがくお手伝いをします。
家庭用浴室ミストサウナの効能は、暖房乾燥機としてのカビ・湿気対策になる点やヒートショック防止効果があります。
また、ミストサウナそのものとしては、ドライサウナに比べて肌にやさしいということがあり、潤いを持ってポカポカと温まり、適度な発汗により老廃物を流します。
家庭用浴室ミストサウナの効能の第一は、この心地よさから心身ともにリラックスできることです。
夏の入浴やお掃除時の暑さ対策に、爽やかな涼風感。浴室を素早く換気。

サーモスタット付混合水栓

サーモスタットとは自動制御による温度調節器の意味。 ダイヤルを合わせて温度を設定すると、設定された湯温を保ち続ける機能をもっています。
給湯温度や水圧が変化しても急激に温度変化することがありません。
安全面を考慮して、水栓金具本体が熱くならないように工夫されたものなども開発されています。

浴室(ユニットバス)のサーモスタット付混合水栓

多機能シャワー

出水の量やパターンを変えられる機能などを付加したシャワー。
他にも節水機能、水道水の塩素を除去する機能や、水圧調整機能、高さを自由に調節できるスライドバーや、滝のように降り注ぐ打たせ湯感覚のトップシャワー、マイナスイオンを含んだ霧のミストシャワーなどがある。 からだの汚れを落とすだけでなく、シャワーを浴びるのも、お湯につかるのと同じぐらい気持ちいいものです。

浴室(ユニットバス)の多機能シャワー

3枚引き戸

一般的なユニットバス(システムバス)の引戸の場合、入口の幅が限られ最大に開いても、使いづらいものです。
3枚引き戸にすると、入口幅が広く取れ、浴室への出入りが楽に行なえ、安全性も高まります。
開口幅が広いので車椅子でもラクにできるバリアフリータイプものが多くみられる。
間口一杯開口可能なスイング式の折り戸も人気です。

浴室(ユニットバス)の3枚引き戸

TV・AV

浴槽内で過ごす時間が増えていくにしたがって、導入する人が増えているのが浴室テレビや浴室音響システム 。
ゆったり入浴しながら、好きな音楽やテレビを楽しむことが出来ます。

浴室(ユニットバス)のTV・AV

洗濯用お湯取りシステム

浴槽から洗濯機までを壁裏配管でつなぐことにより、お風呂の残り湯を洗濯機に取り入れるシステムです。
今まで洗濯機から都度出し入れしていたお湯取りホースの出し入れが不要で、洗濯機のスイッチ操作のみで簡単に浴槽の残り湯を洗濯に利用することができる。

浴槽(ユニットバス)の洗濯用お湯取りシステム

浴槽洗浄システム

浴室外からもリモコンで操作でき、これによって手間のかかる辛い風呂掃除から解放される便利な設備。
浴槽内部側面にあるノズルから水と洗剤を吹き付け、浴槽の洗浄を行う。
スイッチひとつで、浴室の排水から、予備洗浄、洗浄、すすぎ、排水栓閉めまで、浴槽洗いを全自動で行います。

浴槽(ユニットバス)の洗浄システム

ジェットバス

浴槽内から出る気泡を含んだ噴流で、背中や足腰に心地よい刺激を与え血行を促進します。
リラックス感とマッサージ効果など、癒しとくつろぎのバス機能として定着しつつあります。
心地よいバブロを組み合わせた気泡入浴や、ジェット噴流の音が静かなサイレントモード等もあります。
ジェット噴流の噴射口の位置や数、気泡の種類などにより、さまざまなタイプがあります。

浴室(ユニットバス)のジェットバス

自動排水栓ボタン

浴槽の排水栓は、浴槽上部にある排水ボタンを押すだけで開閉できて、かがまずに操作できるポップアップ式のものがあります。
栓の開け閉めを、ワンプッシュで操作。排水栓用のチェーンもなく、足も引っかけません。

浴室(ユニットバス)の自動排水栓ボタン

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